マルチコラムなシミュレーションデータを画面上で縦に並べて確認するには?

シミュレーションしたあとで、マルチコラムなデータファイル、すなわち、
マルチコラムなデータファイルの例
0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
1.000000e-12 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
2.000000e-12 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
4.000000e-12 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
8.000000e-12 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
1.600000e-11 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
3.200000e-11 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
6.400000e-11 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
1.280000e-10 0.000000e+00 0.000000e+00 0.000000e+00
みたいに、縦にデータが並んでるようなの(こういうのをコラムって いいます。上の例では4本コラムがあります)を、画面上で 縦に並べてグラフで見たいことって、うちの研究室ではよくあります。 こんなときは、本当なら awk 使って xgraph なり gnuplot なりを 一回一回立ち上げなきゃいけないんですが、それをうまいこと やってくれる xgp っていうのがあります。ようするに xgraph の フロントエンドもしくはユーザーインターフェースと思ってもらって結構です。

使い方はまず、マルチコラムなデータファイルが stfa.out っていう 名前だったとしましょう。で、横軸を第1コラムとして、 第2、第3、第4コラムを縦軸としたグラフをそれぞれ 表示したいとします。そんなときは、

% xgp stfa.out 2 3 4
って打つだけです。そうすると画面に、

みたいなのが重なって3個出るはずです。あとはマウスでこれらを リサイズしたり、縦にならべればとりあえず所望の確認はできるでしょう。

しかし!、はじめから横長で出てくれたり縦にならんでくれないの でしょうか。実はくれます。そのためには、XGOPTION という環境変数を ~/.cshrc の中で定義します。例えば、~/.cshrc の最後にでも、 以下の行を付け足します。

~/.cshrc に付け足す行
setenv XGOPTION '-x t -y v -bb -tk -bg white -zg black -t . =600x130 -ly -50e-6,50e-6 -sp -ts'
これは、600x130 の大きさで、などの意味があるのですが、面倒なので -sp とか -bb とかの説明は man xgp を見て下さい。これを付け足しておいて source .cshrc してもう一回
% xgp stfa.out 2 3 4
を実行すると、今度は画面に
みたいに左上の方に出たはずです。完璧ですね。


2000/10/09 加筆

現行の xgp のバージョンでは

% xgp stfa.out 2-4
のように、ハイフンで区切っていっぺんにコラム番号を指定することもできます。 便利!
xgp は坂本の同期の中谷って人が作ったもんなのです。やるでしょう。
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